このサイトは2,000円以下の机の道具を1つずつ書いている。ここでは、その前提になっている選び方を10項目にまとめた。順番に意味があるので番号を付けている。
01 何を先に買うか
順番は電源→ハブ→マット→スタンド。理由は「後から変えにくい物」から決めるため。電源タップは机の裏や脚に貼ってしまうと動かさないし、口が足りないと後の全部が詰まる。次にハブ。PCの口の数で、つなげる機器の上限が決まる。マットは机の面積を決める物なので、キーボードやマウスより先。スタンドは最後でいい。PCやモニターの置き方は、他が揃ってから決めた方が失敗が少ない。
02 レビュー数の読み方
件数は「多くの人が買った」以上の意味はない。読むのは低評価の中身。同じ不満が3件以上並んでいたら、それは個体差ではなく仕様。たとえば850円のUSBハブの低評価は「充電が遅い」「HDDが不安定」で、これはバスパワーの限界なので、電力の要る機器をつながない人には関係がない。電源タップの「プラグが挿さらない」は極性付きプラグの話で、挿す物が決まっていれば避けられる。
低評価が自分の使い方に当たるかで判断する。平均4.2と4.5で迷うほどの差はない。件数が2桁の物は低評価が出揃っていないので、割り引いて読む。
このサイトの答え:UGREEN USB3.0 4ポートハブ
Amazonで見る03 Amazonと楽天の使い分け
Amazonは価格が動く。エレコムの電源タップは9月15日に2,233円、18日に2,690円だった。3日で450円動くので、「今の値段」は記事ではなくリンク先で見てほしい。ブランド品はAmazonの方がレビューが集まっていて、判断材料が多い。
楽天は送料込みの表示が多く、1,000円台の物でも「送料無料」の店が普通にある。UGREEN公式店、サンワダイレクト、エレコムダイレクトのようなメーカー直営店があるので、同じ製品ならそこを選べば偽物の心配がない。無名品はレビュー件数を見る。1,000件を超えていれば、Amazonのブランド品と同じ基準で読んでいい。
04 買って微妙だった物から学んだこと
MOTTERUのマグネットシリコンケーブルは、CIOなどの他社製と比べると磁力がかなり弱い。車の中で使うぶんには巻けばまとまるので問題ないが、適当に巻くとまとまらずぐしゃぐしゃになったので、持ち歩き用には向かない。「マグネットで自動でまとまる」は、磁力の強さで使える場面が変わる。
USB-Cのマグネット変換アダプタは、抜けやすい。挿しっぱなしの場所以外では外れる前提で考えた方がいい。便利そうな仕組みほど、どこで使うかを先に決めないと微妙になる。
逆に、前に使っていたフェルトのデスクマットは手首がチクチクして、紙に文字を書くと沈んで書きにくかった。これはエレコムのレザー調に替えて解決した。微妙だった物は、次に何を選ぶかの基準になる。
05 2,000円を超えていい物
ドックとキーボード。この2つは毎日触る物で、安物で失敗すると買い直しになって結局高くつく。ドックは、ノートに1本挿して充電・映像・USBをまとめる役なので、PD給電が付いていない安いハブを買うと、あとで「充電と画面を同時に使えない」で買い直す。キーボードは打鍵感の好みが価格に直結するので、2,000円以下で妥協すると使わなくなる。
このサイトで2,000円を超える物を出すときは、本文の冒頭に【2,000円超え枠】と書き、なぜ枠を超えてでも勧めるかを1行で言う。週に1本まで。それ以外の8割以上は2,000円以下で書く。
このサイトの答え:BENFEI 7in1 USB-Cハブ HDMI 4K60・PD100W
Amazonで見る06 送料込みで2,000円を判定する
本体が1,980円でも送料が別なら、実際の支払額は2,000円を超える。反対に、少し高く見えても送料無料なら総額では安いことがある。このサイトでは、商品価格だけでなく、送料、個数条件、クーポンの利用条件まで見て比べる。楽天のまとめ買いも、送料無料にするためだけの不要な足し算はしない。近いうちに使うケーブルや消耗品があるときだけ組み合わせる。
07 端子とサイズを買う前に測る
USB-AとUSB-C、映像出力対応の有無、ケーブルの長さは、見た目だけでは分からない。スタンドやマットも、商品写真より先に机の空き寸法を測る。幅、奥行き、高さ、端子の向きの4点を書き出してから探すと、「届いたけれど置けない」「挿したい機器につながらない」を減らせる。
08 安い物を買い直さない境界線
交換しやすい消耗品は安さを優先していい。一方で、電源、毎日荷重がかかるスタンド、ノートPCの充電と映像をまとめるドックは、買い直すと高くつく。必要な機能を削って2,000円以下に収めるのではなく、壊れたときの影響、保証、毎日触る回数まで含めて上限を決める。
09 同じ商品をAmazonと楽天で見分ける
商品名が似ていても、型番、色、端子数、付属品、国内版か並行輸入かが違う場合がある。比較するときは型番を最初に合わせ、販売元と送料まで確認する。レビュー件数や価格だけを横に並べて、別仕様の商品を同じ物として比べない。
10 机の不満から逆算する
「机をおしゃれにしたい」だけでは、必要のない物まで増えやすい。まず「コンセントが足りない」「USBが届かない」「画面が低い」「手首が痛い」のように、不満を1つだけ言葉にする。その不満を直接消す物から選べば、似た機能を重ねて買う失敗を避けられる。