NASは必要?Mac miniをNAS化して使っている机から考える

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YouTubeの素材とLogicのプロジェクトでMacの容量が埋まってきた。外付けHDDを足すか、NASを買うか。NASを調べると2万円台から10万円超えまであって、そもそも自分に要るのかが分からない。

自分の机では、専用のNASは買わずに、Mac mini(M1)に外付けHDDを2台つないでNASの代わりにしている。その構成で何ができていて、専用NASにすると何が変わるのかを、UGREENの公式ページの仕様と並べて整理した。

結論を先に:使っていない(または余っている)Macがあり、使うのが自分1人なら、まずMac miniのファイル共有で足りる。HDDが壊れてもデータを失わない仕組み(RAID)を最初から持ちたい人、家族でスマホの写真を集めたい人、Macを常時起動にしたくない人は、専用NAS(UGREEN NASyncなら2ベイで26,037円から)を検討する価値がある。

自分の机の構成:Mac miniをNAS代わりにしている

図:自分の机のデータの流れ
MacBook Air M5
作業中のデータ
Wi-Fi/LAN(SMB)Mac mini M1「KRS-NAS」
常時起動
2TB HDD → MacBook AirのTime Machine専用 4TB HDD → データ置き場
YouTube素材/Logicプロジェクト/完成動画/写真/ドキュメント/アーカイブ
外出先のMacBookTailscaleMac miniファイル取得・画面共有

MacBook側のドック(FusionDock Max 2)は別系統。Mac miniのHDDとはつながっていない。

Mac miniはmacOSのファイル共有(SMB)をオンにしていて、MacBookのFinderには「KRS-NAS」という名前で出てくる。HDDは役割で分けた。2TBはMacBook Air M5のTime Machine専用、4TBはデータ置き場だ。

運用のルールは3つだけにしている。作業中のデータはMacBookに置く。完成したデータは4TBへ移す。バックアップは2TBのTime Machineに任せる。外出先からはTailscale(VPNアプリ)経由でMac miniに入り、Finderでファイルを取ったり画面共有で操作したりしている。

専用NASならこの価格帯から:UGREEN NASync DH2300(26,037円)を見る

Mac miniの代用でできていること

やりたいこと自分の机での方法状態
MacBookからファイルを読み書きmacOSのファイル共有(SMB)。Finderに「KRS-NAS」使っている
Time Machineの保存先2TB HDDを「Time Machineの保存先として共有」使っている
完成データの保管4TB HDDにフォルダ分け(YouTube/Logic/Photos/Documents/Archive)使っている
外出先からのアクセスTailscale経由でFinder・画面共有使っている

NASに求める基本の4つ(共有・バックアップ・保管・外からのアクセス)は、Macに最初から入っている機能と無料のアプリでまかなえている。新しく買ったのはHDDだけで、Mac miniは手元にあった物だ。

Macがない人向け:Time Machine対応のDH2300を公式ストアで見る

構成上の注意点(Mac mini代用の弱点)

  • HDDが役割ごとに1台ずつ。4TBのデータ用HDDが壊れると、そこにしかない完成データは失われる(Time Machineの2TBはMacBookのバックアップで、4TBの中身は守っていない)。
  • Mac miniを常時起動にしておく必要がある。スリープや再起動の間はKRS-NASに入れない。
  • 家の回線と停電の影響を受ける。外からのアクセスはMac miniと家のネットワークが動いている前提。
図:壊れたときに守られる範囲
MacBookのデータ2TB Time Machine→ 守られる
4TBの完成データコピー先なし→ HDD故障で失う

対策は「4TBの中身を別のHDDかクラウドにも置く」か「RAID 1で2台に同じデータを書く」。

この「4TBが1台だけ」という点は、専用NASを考える一番の理由になる。実際、自分の4TBは今のところ別の場所にコピーしていない。できればRAIDにしていきたいと考えている。

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2ベイのNASync。画像:UGREEN公式の広告素材(アクセストレード経由)

RAID 1で2台にミラーできる2ベイ:DXP2800(47,900円)を見る

専用NASにすると変わること

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UGREEN NASyncシリーズ。画像:UGREEN公式の広告素材(アクセストレード経由)

UGREENの公式ストアで、価格の近い3機種の仕様を確かめた(2026年10月14日確認)。

Mac mini+外付けHDD
HDDは1台ずつ独立/macOSのファイル共有/Macの電源を入れっぱなし
専用NAS(NASync)
RAIDで2台以上に分散・複製/専用OS「UGOS Pro」とスマホアプリ/停止時の消費電力が数W
  • RAID(冗長化):3機種ともRAID 1に対応。2台のHDDに同じデータを書くので、1台壊れても残る。DH4300 Plusは4ベイでRAID 5/6/10にも対応。
  • 消費電力:DH2300はHDDアクセス時約13.7W・休止時約3.3W、DXP2800は16.38W/5.24W(公式記載)。DH4300 Plusは公式の仕様表に記載なし。
  • Time Machine:DH2300は公式FAQで「Apple Time Machineに対応」と明記。DXP2800・DH4300 Plusのページでは記載を確認できなかった(同じUGOS Proだが、購入前に確認を)。
  • アプリ:DXP2800・DH4300 PlusはDocker対応で、PlexやNextcloudなどの例が挙がっている。DXP2800は仮想マシンにも対応、DH4300 Plusは非対応。
  • HDDは3機種とも別売り。RAID 1なら同じ容量のHDDが2台要る。
  • DH2300はLANが1GbE(最大125MB/s)。動画素材を直接編集したいなら2.5GbEの2機種のほうが速い(ただしMac側も2.5GbE以上が必要)。

4ベイでRAID 5も組めるDH4300 Plus(47,421円)を見る

向く人・向かない人

Mac mini代用で足りる
余っているMacがある/使うのは自分1人/バックアップを別に取れる/設定を自分で触れる
専用NASを考える
Macが手元にない/HDD1台故障でも失いたくない/家族のスマホ写真も集めたい/Macを常時起動にしたくない

「NASが必要か」は、保存したい量よりも「1台壊れたときにどこまで困るか」で決まる。完成した動画や録音データを1台のHDDにしか置いていないなら、NASを買うかどうか以前に、コピーをもう1つ作るのが先だ。

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UGREEN NASync DH2300。画像:UGREEN公式の広告素材(アクセストレード経由)

初めてのNASに:DH2300の仕様を見る

比較表:Mac mini代用とUGREEN NASync 3機種

比べる点Mac mini代用(自分の机)DH2300DXP2800DH4300 Plus
価格(本体)手持ちのMac+HDD代26,037円47,900円47,421円
ベイ数外付けHDD(自分は2台)22+M.2×24
RAIDなし(1台ずつ)0/10/10/1/5/6/10
LANMac次第1GbE2.5GbE2.5GbE
メモリMac次第4GB(拡張不可)8GB(最大16GB)8GB(拡張不可)
消費電力(公式)—約13.7W/休止約3.3W16.38W/休止5.24W記載なし
Time Machine使っている対応(公式FAQ)記載なし記載なし
保証—2年2年2年

価格・仕様はUGREEN公式ストア(store.ugreen.jp)2026年10月14日確認。セール価格は変わることがある。HDDは別売り。

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UGREEN NASync DH4300 Plus(4ベイ)。画像:UGREEN公式の広告素材(アクセストレード経由)

メモリを増やせる2ベイ:DXP2800を見る

よくある質問

Q. Mac miniをNASにするのに、特別なソフトは要る?
A. 自分の構成では要らなかった。システム設定の「共有」でファイル共有をオンにし、共有フォルダとユーザーを決め、Time Machine用のHDDは「Time Machineバックアップの保存先として共有」をオンにした。外からのアクセスにだけTailscaleを入れている。

Q. 外付けHDDを直接MacBookにつなぐのと何が違う?
A. 挿し抜きが要らないこと。HDDはMac miniにつないだままなので、MacBookは家の中ではWi-Fi経由、外出先ではTailscale経由で同じファイルに入れる。

Q. 専用NASなら、バックアップは要らない?
A. RAIDはHDD1台の故障に備える仕組みで、誤って消したファイルや本体ごとの故障は守らない。大事なデータは別の場所にもコピーを置く。

Time Machine対応を明記したDH2300を見る

まとめ

まずはMac mini代用
余っているMac+HDD2台(バックアップ用とデータ用)
専用NASへ
RAIDで守りたい/Macが無い/家族で使う

結論を先に(再掲):余っているMacがあり使うのが自分1人なら、Mac miniのファイル共有で足りる。ただしデータ用HDDが1台だけなら、コピー先を作るのが先。RAIDで守りたい・Macを常時起動にしたくないなら専用NAS。入門はDH2300(26,037円・Time Machine対応明記)、2.5GbEとメモリ増設ならDXP2800(47,900円)、4ベイならDH4300 Plus(47,421円)。価格は2026年10月14日 UGREEN公式ストア。

UGREEN NASync DH2300の今の価格を見る

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